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居酒屋をリノベーションして薬局にする計画に昨年から取り組んでいます。

現場はそろそろ解体に入るのですが、解体前に改めて元居酒屋の寸法を一つ一つスケールを当てて確認してみたら、すごくコンパクトな数字の連続でびっくりしました。
通常の住宅を設計する寸法を「1」としたら、椅子もテーブルもカウンターも通路幅も「0.8」といったところ。
一緒にお酒を飲む席であれば、人と人との距離が近くなり、少し体がぶつかったり、通路では少し体を横にして声を掛け合ったり。それから、立っているマスターと座っているお客さん全員の視線の高さが合うような高さ設定になっていました。椅子と違って座敷であれば、詰めれば良いですからね^ - ^
きっと人が入っていた時は、各席間では程よく距離を取りながらも、その時の熱気や気配を含んで店全体に一体感を感じられるようなちょうど良い空間感だったことでしょう。かくいう僕も、この居酒屋で飲んだ経験があり、何かの縁を感じました^ - ^
寸法による少しの差で、人と人との関係性は変わり、コミュニティが生まれやすくなったり、そうでなかったりしますよね。

薬局となるとまた違う考えを持たなければなりません。
薬剤師さんとお客さんの距離感や調剤室の視認性やお客さんの待合いの心地、視線のデザイン等が重要になります。

さて、この空間がどのように変わるのか。
また次回^ - ^


良介