この歳(65才)になって初めて宮崎駿原作・監督の「風の谷のナウシカ」を観ました。
皆さんもご存知の通り40年も前に造られ大ヒットした映画です。
人間の私利私欲の果てに環境が破壊され、 人間の暮らしが一変した物語です。
汚染から身を守るためにマスクをつけた姿は、現在の状況下とまさに重なります。

主人公のナウシカが、腐海という汚染された森は、実はその森自らその犠牲となり
地下へ清らかな水を湛えた美しい世界を造っていることを知り、
これから何をするべきかを悟る物語です。

ある作家の言葉に、
「先人の失敗や努力を知ることで大切にするべきことがはっきりしてくる」とあります。
その言葉と同様に、この映画は宮崎駿監督から私たちへのテーゼとも言えます。

高度経済成長とともに置き去りにされてきた環境破壊は、
50年も昔ですが私がまだ中学生の頃、汚染された空として「スモッグ」、工場用排水により汚染された川・海に堆積した「ヘドロ」、全国的規模に広がった「公害病」と、そんな言葉がメディアに登場しました。

利便性を追求するあまり、反省されることなく私達は現在も同じ過ちを犯しているのかもしれません。
その文明に私もドップリと浸かっている有様です。
この歳になって初めて、環境に優しい 生活とは何か?もう一度考え直さなければなりません。

そんな気持ちにさせてくれた映画でした。



nobu