nobuとRyosukeの建築ブログ

静岡を拠点に活動する青木設計事務所の建築ブログです。

2011年10月

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今から20年前の話。
アップルコンピューターの営業マンが言いました。
「コンピューターの原語がわからなくても、
アイコンひとつでパソコンを操作出来ます」

ほんとうにその通りでした。

初めて購入したMacintosh  Si(当時上位機種から3番目のランク)
当時メモリが5M、HD80Mというものでした。本体だけで80万円。
次がクワドラ800、本体価格110万円。
3台目はPawer Mac8500、本体価格60万円。
4台目はG4、本体価格40万円。
最新がiMac、本体価格10万円。
その間、中古でインターネット用にiMac、持ち運び用にPawer Bookなども購入しました。
この金額の変貌には驚くばかりです。
価格とその性能は反比例ですが、よくも今日まで使い続け、買い続けているものです。

設計の仕事柄Mac用のソフトを購入するので、
たやすくほかの機種への変更もままならなかったこと、
そして一時Windowsに押されていた時期もMacを使い続けることに、
少なからずステイタスを感じていたことがあったから、
今もこうして使い続けているのだと思います。

カリスマを失ったapple

今後もあの時のアイコンのように、
驚くほどのスマートさと確かな技術で私達を魅了し続けていてほしいです。


nobu






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写真は静岡市に建つ西沢大良さん設計の駿府教会。
家にほど近いこともあり、この美しい建築を見るために竣工前から現在まで何度となく足を運んでいます。

今日も辺りが薄暗くなりかけている中、周辺をうろちょろしながら外壁の割肌の木の触感を確かめていたら、牧師さんが声をかけてくれて建物の中を見せてもらえました。


建築を勉強中の自分は来る度に発見があるのですが、
今日は大きなサプライズ。
薄暗い空間に光を灯す瞬間に立ち会わせていただきました!

太陽光の移り行く昼間の表情とはまた違い、包まれるような木と光の空間のあまりの美しさに身震いが止まりません。
 
照明器具は目に触れることなく壁の向こうに納められ、木のグラデーションの隙間から漏れた光と空間の輪郭が溶け合うような感覚でした。
力強い構造や物質感の強い木の表情が前面に出ているのに、
抽象性は失わず詩的な印象さえ受けます。



西沢大良さんが他に手がけられた建築をいくつか思い浮かべてみると、
細やかなディテールはもちろん、どこか教会のような清らかさがあるなと感じました。

きっと建築に宿る聖なるものを信じているんだ
と勝手に解釈しつつ、心が洗われた気分で家路につきました。




Ryosuke






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