nobuとRyosukeの建築ブログ

静岡を拠点に活動する青木設計事務所の建築ブログです。

2012年04月

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昨日、「BOOK EXTRA」と題したトークイベントに行ってきました。


その場の雰囲気に流されるようにジャケ買いした本の表装の色彩が、今作っている模型の壁の色彩と似ていることに気がつき、あっ、何か繋がった?と思ったら嬉しくなって写真を撮りました。



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ぱらぱらとページをめくっていたら、
そこにはドキッとするような美しい写真と
「Moonmilk」という素敵な言葉を発見。
表装の黄色い写真も同じ人の作品のようで、さらに
調べていくと僕の好きなアーティストのCDジャケットまでデザインしていたのです!ただ、そのCDジャケットは全然良いとは思わなかったのだけれど・・・。



ひとつでも、何か自分の中でフィーリングが合うモノや言葉、あるいは人と出会うと、
そこには繋がりある別の何かがくっ付いていていろんな方向に広がっているように思います。




イベントの題名である“EXTRA=おまけ”という言葉の魅惑にはまってしまったかな?



Ryosuke






 

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こんなに見事なパンジーが咲きました。
この他にも、もらいものばかりですが、
ポトス、折づる蘭、Highland  Girl(小さい胡蝶蘭)、名前不詳の植物たちが、
 殺風景な事務所にちょっとしたにぎわいをあたえてくれます。

植物は正直です。
水やりをうっかり忘れるとしおれてしまい「だらーん」としてしまいます。
あわてて水を与えるとすぐさま「ピーン」と元気になります。
そしてこんなにきれいな花を咲かせてくれます。

50過ぎのおじさんが何が花かとお思いでしょうが、
きっとどんな仕事も気を抜いては良いものは出来ないと
思ってしまいます。



nobu

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事務所の珈琲豆が切れたので気分転換にと思い、
前に知人に教えてもらったお店を訪ねました。


行ってみてびっくり!
何とも雰囲気のあるお店だこと!


カウンターに立つ優しそうなご夫婦、
空間を斜めに仕切る“
く”の字に曲がったカウンター、
店内に差し込む光と景色、
こだわりある珈琲豆の詰まった透明な瓶たち、
そして迫力の焙煎機!


自分たちの手で改装したという手作りの小さな空間と
自家焙煎の珈琲の香りで、
そのすべてをキュッと包み込んでいました。

ここに茶室ならぬ、珈琲の精神を感じました。




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路地裏に突如現れる隠れ家のような外観です。
元々は車庫だったらしいのですが、
逆にそれが街並のアクセントになっていました



これから長いお付き合いになりそうです。 



鳥仙珈琲(とりせんこーひー)
静岡県静岡市葵区瀬名中央4-1-11
http://torisencoffee.com/index.html



Ryosuke






 


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静岡市沓谷に住宅を計画しています。
写真はその検討模型。

静岡では珍しく地面に高低差があったので、
有効的に床をスキップさせるところから計画を考え始めました。


スキップフロアでは高さ関係がとても重要で、あまりに段差がありすぎたり死角になったりすると、床が分節されるだけで不便な住まいになってしまいます。
生活は常に流動的だからこそ「空間が流れること」と「その場所で何がしたくなるか」を考え、スキップフロアに回遊性を持たせたプランニングを詰めていきました。



お施主さんにプレゼンテーションの模型をはじめて見てもらった時、

「ここで自分たちが生活する姿が想像できます。」

という言葉をいただき、本当にうれしかった!

プランはだいぶ固まってきて、これから実施設計です。
お施主さん家族と一緒に歩み、愉しい住まいづくりをしていきたいです。



Ryosuke








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道路側正面


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ポーチ土間



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妻側正面


やっと棟上げしました。

上棟 時いつも思うことがあります。
柱が林立し、梁が縦横に行き渡り、軸組加工が連続する「素」の姿は、
この上なく美しいものだと思えるのです。

これだけの「建築」があってもよい気がしてしまいます。 

民家の薄暗い中で黒光りする柱梁の美しさも
木造加工の「素」の魅力を存分に味わえます。

コンクリートの打ち放しもしかり、
鉄骨造の駆体もしかり。

構造の素材をそのまま表すことは、
私達がむやみに化粧や仕上げを施すことより、
ずっと明快で美しい建築を造る手法とも思えます。
しかもローコストです。



これから何ヶ月かの間に、壁が出来、天井が出来、床が出来、
視界が塞がれて住宅としての機能が備わります。

そこが、ちょっと残念な気がしてしまうのです。




nobu








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