nobuとRyosukeの建築ブログ

静岡を拠点に活動する青木設計事務所の建築ブログです。

2015年10月

先日、「しずおか木造塾」に初めて参加してきました。
初回講座は山辺構造設計事務所の山辺 豊彦氏による「ヤマベの木構造の極意を学ぶ」です。構造設計士さんの講演に足を運ぶのは初めて。改めて、意匠と構造の関係性を意識させられました。
 
木造2階建までの設計における構造計算(壁量計算)は、特別な構造でない限り意匠設計士自身で行うことがあります。ただ、どの程度強固にするか、の判断が難しくて、いつも悩んでしまいます。
建築法規でうたっている基準は、あくまで最低限のものです。
たとえば、いくら強い構造にしても、バランスが崩れたら逆に駄目だし、予算も高くなってしまいます。梁せいの設定にしても同じで、化粧梁なんかは意匠を最優先して意匠先行で決定しがちです。
最低の基準は設定されているけど、どの程度やれば良いかは設計士の判断に委ねられます。
その“程度”を決めるための根拠やヒントを与えて頂けた講演内容でした。
材料選定にしても、木の状態や節の場所は耐久性に影響を与えるので、自分で事前に確かめなきゃと反省しました。木は異方性材料なので、材料選定も含めて、意匠であり構造なんだと思います。

そんな中、強く印象に残ったのが「美しい軸組をつくれ」という提言。
良い建物は例外無く、構造まで美しいものです。 
美しい軸組の建物を設計できれば、構造的なことはもちろん、施工性も良くなるし、リノベーションもし易いのだそう。
建物を考えるうえで、強さと同時に美しさを考えろとは、建築の神髄なのでは?と講義中に思いました。

 
Ryosuke



 

ガレージ付き住宅を取り上げるややマニアックな雑誌ですが、
雑誌名がGarage Life(ガレージライフ)という表題の時から数えて今回で5件目の掲載となりました。
建物は、昨年竣工した富士市に建つ「廻り庭のある家(岩本町の家)」です。
秋晴れの気持ちの良い天候に恵まれ撮影が進みました。
取材には、忙しい仕事の合間をみてご主人も参加して下さいました。
幼稚園から帰ったばかりのMちゃんは、
ママといっしょにモデルさんとして写真におさまってくれました。
発売日は、11月16日とのことで楽しみです。


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nobu 

RC5階建て14戸のワンルームマンションです。
近隣説明会を経てやっと着工の運びとなりました。
完成は平成28年3月です。

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6mと4mの道路を前面にもつ角地での計画です。
三方を隣接建物に囲まれたL字型の敷地です。

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比較的浅い深度に良好な支持地盤があるため、地盤面下1.2mまで掘削して厚さ350mmの耐圧版を基礎とします。
掘削廻りは山留めにて地盤の崩壊を防ぎます。H鋼と杉板にて構成しています。
写真は捨てコンクリートに墨出しをして耐圧版の配筋の施工中です。


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 耐圧版の配筋検査です。
厚さ350mm、タテ筋ヨコ筋共D16・D13交互@100のダブル配筋です。かなり頑固な耐圧版になります。
地中梁の配筋及び端部壁柱主筋の耐圧版への飲み込みもいっしょに検査しました。

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耐圧版基礎打設後、地中梁の配筋と型枠施工完了時の写真です。
コンクリート打設完了(5階)まで配筋検査とコンクリート打設を繰り返します。
コンクリートの打ち上がりは、監督の経験値が左右します。
美しい打ち上がりを期待しています。
引き続き工事の現場報告を掲載する予定です。 



nobu

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