青木設計事務所の建築ブログ

静岡を拠点に活動する青木設計事務所のブログです。 家づくりをしながら考えていることや、実家の井川のことなどなど 日々を綴ります。

2016年10月

よし子さんの家の工事が始まりました!


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気持ちの良い秋晴れの下、地鎮祭
向かって左の女性が建主のよし子さん!
いつもお話が面白くてお元気です!



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プレカット(現場施工前の木材加工)
の打ち合わせの様子。
この建物は最近では珍しい真壁仕様なので、
入念に確認し合います。
男臭そうな絵です(笑)が、
みなさん経験はバッチリで頼もしいです。



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そして本日は基礎配筋検査
(黒板の字が汚いぞー!)
配筋のピッチや、かぶり厚さ等、
細かくチェックしました。
保証機構の検査も無事合格!



基礎ができてきて、
だんだんと“場”が見えてきました。

建築が建ち現れてくるとき、
初対面なのに、ずっと昔から知っている人
に出逢うような懐かしい気持ちになります。
そりゃあ、自分で設計してるのですから、
図面や模型で何度も会っているのだけど、
なんせ、相手は大きすぎる(笑)
運命の恋人なら良いけど、そこにいるのは
生まれたての巨大な赤ちゃんという(やっかい)
この巨大な赤ちゃんを育てて、
ともに成長して行くことが、 
家づくりの醍醐味なのかなと、思っています。
建前が楽しみだなぁ。


Ryosuke



 

よし子さんの家の建て替えは、少し変わっている。

大きな古い家を半分に減築し、空いた場所にコンパクトな家を新築する、という計画。


新しい家に建て替えられるまでの間、建主のよし子さんには住み慣れたこの家で過ごしてほしい、という思いからの判断。残った半分の家は、しばらくは離れとして自由に使い、将来的には更新され、よし子さんのお子さん家族が住まわれることになっている。今この時代に、新築の住宅、をつくる意味を考えながら、世代をこえた家族の関係性や住み継ぎ方まで設計したい。



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瓦屋根が剥がれている部分が取り壊される部分
柱・梁の位置や状態、基礎、配管、水まわり、切断面の処理を考慮して解体


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骨組みの状態。格子がいっぱい。
外と繋がっている状態が、なんとも心地よい。

壊れていくものを見ていると、
今まで見えていなかったものが見えてくる。


今はただ、周辺のまちや人を気遣い、
美しく壊して!なんて、思いながら、
この家が生まれ変わるのを想像して、
ワクワクしています。


Ryosuke



 

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