nobuとRyosukeの建築ブログ

静岡を拠点に活動する青木設計事務所の建築ブログです。

2016年12月

建築設計に携わる上で大事な事を示唆してくれた論考を読みました。
エストニア国立博物館の設計に携わった田根剛氏による寄稿、新建築12月号「建築は記憶」です。

「場所の記憶から建築を考える」
「建築とは場所に意味を与えること」

誰も知らなかった場所に「ここ」という場所を生み出す。
「そこ」でもなく「あそこ」でもない「ここ」は「還る場所」に他ならない。
建築とは「考え方」、建物は「モノ」と言い切る田根氏の言葉に魅了されます。

私はこれまで、建築(考え方)を設計していたのではなく、建物(モノ)を作っていたと痛感しました。
いかなる場所にも私達の知らない記憶がある。その記憶が何かを突き止め活かし歴史を未来へ繋げることは、建築が担う記憶の継承とも言えます。
それは、建築の大小に関わらず、公共性があるかないかも問わず、すべての建築に言えることです。
「スクラップアンドビルド」この言葉は現在の日本の建築界を象徴しています。
建物は20年、長くて50年のサイクルで消滅し新たに建物が造られる。
建築がその時代背景を写すと言われますが、今の日本の建築の多くが、後世に伝えるべきものを残していないように思えます。
残す前にスクラップされ記憶さえ消され継承もされないまま、別の建物が建ち続けているのが現状です。
建築(考え方)ではなく建物(モノ)が。

エストニア国立博物館は、旧ソ連軍用滑走路が延長され、コンクリートの屋根となり空へ向かって消えていく形態です。
辛い歴史を受入れ、そして決別し未来への希望と飛躍を暗示させる建築です。

建築が未来を示唆する。
建築が未来を担う。
建築は遠い未来へと飛躍する。
建築により未来へ踏み出す。
建築が未来を象徴する。

どんな場所でも、どんな所にも、
記憶に残る原風景と歴史があります。
そんな言葉を彷彿させる建築を創りたい。
私の中に建築に向き合う新たな姿勢が生まれました。
この言葉に恥じない建築を造っていきたいです。


いつもつたない文章ですが、
私達のブログを読んで下さる皆様、
よいお年をお迎えください。
新年は1月5日からとなります。
来年もよろしくお願い申し上げます。



平成28年12月31日
青木信浩 青木良介



 

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週末、井川に行った時に
近所の家の軒先で見つけた干し柿です。
井川では日常の風景です。
まだ吊るして間もないですが、天日に当たり冷たい風を受け、
そのうち白い粉が吹出し、甘くて美味しい干し柿になります。
干し柿は、高血圧予防、二日酔い、整腸作用、疲労回復・・・・と、
その効能はなにかと凄いようです。
私のような、やや高齢者には最高のドライフルーツなのだそうです。
と、息子が教えてくれました。
 
nobu

 

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12月17日
ワークショップ
「てのひらのおうちに あかりを灯そう」
を事務所で開催しました。

僕が思っていた以上の、
ずっと素敵なワークショップになりました。

みなさんの個性がすごくて
想像を超えた空間があちこちに・・
おうちにあかりが灯った瞬間は感動的でした!

こころあったまるワークショップを
ありがとうございました。

Ryosuke



 

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小さいころ夢みた「おうち」

 

大好きだったおばあちゃんの「おうち」

 

今も大切にしている絵本の中の「おうち」

 

こころの中の自分だけの「おうち」を

 

手のひらに、形にしてみませんか

 

そっと あかりを灯したら

 

あの頃の想いがやってきて

 

やさしい気持ちになれるかも

 

今年のクリスマス こころをあたためる

 

小さな光の設計ワークショップ

 
 

 

作るもの:手のひらサイズの光る建築模型

日時:1217日(土)14:3016:30

参加費:500円(材料費込)

人数:10名(子どもと一緒に参加可)予約制

場所:青木設計事務所

静岡市葵区千代田6-30-22静和ビル2

電話:054-267-1120
メール:ryosuke@aokiarchi.jp
駐車場・駐輪場:あり

雨天で延期となりましたが、この日は秋晴れの好天に恵まれました。
 

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熟練の大工さんばかりの棟上げは、安心で頼りがいがあります。

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化粧野地板張りで、本日の棟上げは終了です。

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最後に上棟飾りを棟柱に括り付けて、
施主をはじめ関係者皆で工事の安全を祈願しました。
これから竣工まで、
よし子さんの笑顔をみるまでは、気を抜く事はできません。
頑張らねば。



 

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