明日からは平成30年となり、その翌年は皇位継承と共に年号が変わります。
私も設計事務所を開いて早30年 、平成と共に歩んできました。
還暦を過ぎて2年が経ち、事務所開設当時の 建築主は、
私より年配の方達ばかりでしたが、
今ではその多くが親と子ほど離れた若い世代の方が占めています。
この間、日々の技術革新により想像以上の速さで時代は変わってきました。
コピー機、ワープロ、パソコン、携帯電話、インターネット、ホームページ、SNS
これらのメディアに乗り情報が行き来する時代です。
アナログ思考を否定するつもりはありませんが、
これらのメディアを通じて発信し続けなければ競争の中で
生き残れない世の中であることも事実です。
時代について行くことは大変なことです。
それでも、こうして皆様のお手伝いができるのは、
今日までただただ長くやってこられたことで、
「継続は力なり」この歳になってやっとわかる気がします。
それから、数年前から一緒に仕事をしている息子の力も少なからずあるようです。
ワークショップ、タイルのモザイクアート、さりげない装飾、造形、色彩、
私には考えもつかない事を建築に取り入れています。
若い世代の建築主との会話の橋渡しにもなってくれます。
こんな私どもですが、少しでも皆様のお手伝いができるよう日々精進してまいります。
来年も、青木設計事務所をどうぞよろしくお願いいたします。
平成29年12月31日 青木信浩 青木良介
