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静岡市・井川にある私の実家の物置です。
6帖の平屋ですが、こんなにりっぱな梁組で施工してあります。


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これも実家の写真で、外便所の換気口です。
ちょっとした装飾が施されています。



倉庫とトイレ。それほど目に触れる場所ではありませんが、
手を抜くことを拒否する職人の「美」へのこだわりが伝わってきます。









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これは実家の近所にある建物。
シンメトリーの美しい切り妻の建物です。
総二階ですが、2階腰に庇が廻り込むように付くことで、
建物の低さが強調され、安定したプロポーションに仕上がっています。



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その建物の2階内部です。
軒高は5尺7寸(1727)
勾配天井と木軸組で内部空間が確保されています。
心地良いボリューム感は、座った時が最高です。




どの建物にもその当時の造った人の意識が感じられます。
また、木という同一素材を活かすことで統一感が増し、年月と共にその味わいも増しています。



建築の美しさは、
造る人間の美意識が建物の隅々にまで行き届いた建築にだけ
与えられるものだと実感しました。
 


nobu