飯田橋での用事の帰りに、
2015住宅建築賞入賞作品展に行ってきました。

場所は銀座の AGC studio
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作品展の案内
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展示模型の数々
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「新しい時代の住宅」の入賞作品の模型とプレゼンパネルが展示してあります。
審査員は日本建築の最先端をリードするそうそうたるメンバーです。
この人達が考える 「新しい時代の住宅」って何だろうと興味がわきました。

・ワンルーム化した大きな吹抜けのある土間のある住まい
・広大な敷地に横たわり、縦横無尽に視線の通る住まい
・中庭を中心にキューブ状の部屋が多重に取り囲む住まい
・古い家屋の無用な壁を取払い、らせん階段でワンルームにした住まい
・既存の鉄骨架構を活かし、路地に開いた大きな共有リビングと7世帯のシェアハウス

吹抜け土間、視線の通る空間、中庭を囲む住まい、ワンルームの住まい、大きな共有リビング、
これらの要素は、古い民家や町家に通じるものがあります。

この「新しい時代の住宅」とは、
古き良き時代(みなが集まって繋がりのある)への「回帰する住宅」とも思えます。




作品のなかで、外部空間も含めた外へ伸びながら繋がりのある建ち方の住まいには、好感を持ちました。




nobu