よし子さんの家の建て替えは、少し変わっている。

大きな古い家を半分に減築し、空いた場所にコンパクトな家を新築する、という計画。


新しい家に建て替えられるまでの間、建主のよし子さんには住み慣れたこの家で過ごしてほしい、という思いからの判断。残った半分の家は、しばらくは離れとして自由に使い、将来的には更新され、よし子さんのお子さん家族が住まわれることになっている。今この時代に、新築の住宅、をつくる意味を考えながら、世代をこえた家族の関係性や住み継ぎ方まで設計したい。



IMG_5794
瓦屋根が剥がれている部分が取り壊される部分
柱・梁の位置や状態、基礎、配管、水まわり、切断面の処理を考慮して解体


IMG_5832
骨組みの状態。格子がいっぱい。
外と繋がっている状態が、なんとも心地よい。

壊れていくものを見ていると、
今まで見えていなかったものが見えてくる。


今はただ、周辺のまちや人を気遣い、
美しく壊して!なんて、思いながら、
この家が生まれ変わるのを想像して、
ワクワクしています。


Ryosuke