この1年コロナに始まり世界中を席まきしながら終わることなく、その勢いは来年へと続くようです。
生活様式も変わりました。自分だけ良ければ良いという考えは、
今後はこれまで以上にブーメランのように自分自信に跳ね返ってることになると思います。
協調という言葉が大事な時代となることでしょう。
来年は明るい光が射すことを願います。
今年は例年以上に仕事を追われ、職を失い困窮している人たちが増えています。
私の事務所も延期や中止になった案件を抱え、少なからずその影響を受けました。
それでも私達にとっては朗報もありました。以前このブログでもお話ししたように
「明王寺:書院・庫裡再建計画」に携わることができたことです。
明王寺は、臨済宗妙心寺派のお寺で数百年の歴史のあるお寺です。
この「お寺」という公共性のある建築に携わることは私達にとっては初めてのことで、
設計競技を経て私達が指名されたことは、大きな自信ともなりました。
コロナ禍により「協調性」がより重要視されるなかで、
「お寺の書院・庫裡」の建築に携わることが出来ることに、深く喜びを感じています。
今年の最後のブログとして、
「明王寺:書院・庫裡再建計画」について紹介したいと思います。
私たちの提案は「開かれた明王寺」をテーマにしたものでした。
子供から大人、お年寄りも気軽に訪れ、参拝して
「地域コミュニティの集いの場」となることのできるお寺を目指しました。
またお寺は広い境内を持つことで、今後災害時の防災拠点施設にもなりうる場所とも言えます。
それらのことを考えての提案としました。
計画案全体の模型俯瞰図です。
左手の不動堂と本堂は既存のものです。右手前の平家部分が新たな書院、その奥の2階建物が庫裡です。
アプローチのスケッチです。
開放された境内の庭に対して大きなウッドデッキを設けました。
参拝者、訪問者が気軽に休めるベンチ、デッキになればと思います。
玄関のスケッチです。
正面は控え室、右手奥が本堂への通用口となります。
本堂との段差を解消するために車椅子用昇降機を備える予定です。
客間のスケッチです。
広間・デッキ・庭へとひと繋がりの広々とした空間となります。
現在、計画案の検討修正をしながら設計を進めています。
木造建築の王道とも言える質素な切妻屋根の佇まいとし、その内部は木造軸組構造を素直に表現したいと考えています。
完成予定は、令和4年の初旬です。
今後、計画案・工事の進捗状況を少しずつ紹介していきたいと思います。
新しい年に向けて、私たちが出来ることに精一杯取り組んでまいりたいと思います。
今後とも、青木設計事務所をどうぞよろしくお願い申しあげます。
青木信浩 青木良介
生活様式も変わりました。自分だけ良ければ良いという考えは、
今後はこれまで以上にブーメランのように自分自信に跳ね返ってることになると思います。
協調という言葉が大事な時代となることでしょう。
来年は明るい光が射すことを願います。
今年は例年以上に仕事を追われ、職を失い困窮している人たちが増えています。
私の事務所も延期や中止になった案件を抱え、少なからずその影響を受けました。
それでも私達にとっては朗報もありました。以前このブログでもお話ししたように
「明王寺:書院・庫裡再建計画」に携わることができたことです。
明王寺は、臨済宗妙心寺派のお寺で数百年の歴史のあるお寺です。
この「お寺」という公共性のある建築に携わることは私達にとっては初めてのことで、
設計競技を経て私達が指名されたことは、大きな自信ともなりました。
コロナ禍により「協調性」がより重要視されるなかで、
「お寺の書院・庫裡」の建築に携わることが出来ることに、深く喜びを感じています。
今年の最後のブログとして、
「明王寺:書院・庫裡再建計画」について紹介したいと思います。
私たちの提案は「開かれた明王寺」をテーマにしたものでした。
子供から大人、お年寄りも気軽に訪れ、参拝して
「地域コミュニティの集いの場」となることのできるお寺を目指しました。
またお寺は広い境内を持つことで、今後災害時の防災拠点施設にもなりうる場所とも言えます。
それらのことを考えての提案としました。
計画案全体の模型俯瞰図です。
左手の不動堂と本堂は既存のものです。右手前の平家部分が新たな書院、その奥の2階建物が庫裡です。
アプローチのスケッチです。
開放された境内の庭に対して大きなウッドデッキを設けました。
参拝者、訪問者が気軽に休めるベンチ、デッキになればと思います。
玄関のスケッチです。
正面は控え室、右手奥が本堂への通用口となります。
本堂との段差を解消するために車椅子用昇降機を備える予定です。
客間のスケッチです。
広間・デッキ・庭へとひと繋がりの広々とした空間となります。
現在、計画案の検討修正をしながら設計を進めています。
木造建築の王道とも言える質素な切妻屋根の佇まいとし、その内部は木造軸組構造を素直に表現したいと考えています。
完成予定は、令和4年の初旬です。
今後、計画案・工事の進捗状況を少しずつ紹介していきたいと思います。
新しい年に向けて、私たちが出来ることに精一杯取り組んでまいりたいと思います。
今後とも、青木設計事務所をどうぞよろしくお願い申しあげます。
青木信浩 青木良介
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