サブタイトルにあるように、土と生き物たちのせめぎ合いが綴られた本です。
46億年前の地球は海と岩石に覆われていたようです。太陽系誕生の時期と重なります。
そして五億年前、バクテリアが海の中で誕生し酸素が造られ、ここに生物(植物、動物、全ての生き物)の死骸が堆積して土となったとあります。
五億年の年月を経るなかで恐竜、魚類、哺乳類、植物、昆虫に至るまであらゆる生き物の死骸が土と共に堆積して現在の肥沃な土壌が作られました。そして私たちが生きるための大地が形成されたと有ります。その恩恵からこの地球には、今なお人間に限らず、動物、植物と生き物が生息することができます。
500万年前、この地球に人類が生を授かったばかりに、この自然な輪廻を損なうようなことになりつつあります。
空、海、大地。
この自然の繋がりは地球で生きる全ての生き物が共有するものです。
資源を大切にすること。
エネルギーを無駄にしないこと。
食料をむやみに廃棄しないこと。
日頃特に注意しないことにも少し目を向けるようになりました。
2022が終わろうとしています。
某国の蛮行に始まり、物価高騰、襲撃事件、コロナ蔓延、円安、防衛費、政治不信、etc。私たちの日常生活に直結し脅かされる事案ばかりです。建築業界も厳しい一年でした。
皆様にとってこの一年はいかがだったでしょうか。良い事も悪い事も多々あったと思います。それら全てを今日の大晦日で切りをつけて、新たな年を希望を持って迎えたいです。
些末なブログですがアクセス下さった皆様にお礼申し上げます。
皆さま良いお年をお迎えください。
そして来年もまた、引き続き青木設計事務所をよろしくお願い申し上げます。
2022.12.31
青木設計事務所
青木信浩・青木良介
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