外壁上部と軒との取り合いのディテールです。
切妻屋根とそのエレヴェーションは厳格なほどシンメトリーで、
縦に長い全体のプロポーションは秀逸です。
屋根と妻壁のトタン波板のさび具合と外壁の白とうす緑の洗い出しからは、
年月とともに醸し出される素材の表情が見て取れます。
外壁上部と軒との取り合いのディテールです。
やや迫り出すようにR形状となっています。
ここにも建物への装飾が見られます。
小窓のディテールです。
洗い出しの左官仕上げが、開口部を廻り込むように納めてあります。
エッジだけが強調されています。
しかも四方にテーパーを付けてその奥行きを出しています。
職人のディテールへのこだわりと美への執着を感じました。
nobu