青木設計事務所の建築ブログ

静岡を拠点に活動する青木設計事務所のブログです。 家づくりをしながら考えていることや実家の井川のことなど 日々を綴ります。

2011年09月

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外壁上部と軒との取り合いのディテールです。
切妻屋根とそのエレヴェーションは厳格なほどシンメトリーで、
縦に長い全体のプロポーションは秀逸です。
屋根と妻壁のトタン波板のさび具合と外壁の白とうす緑の洗い出しからは、
年月とともに醸し出される素材の表情が見て取れます。



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外壁上部と軒との取り合いのディテールです。
やや迫り出すようにR形状となっています。
ここにも建物への装飾が見られます。



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小窓のディテールです。
洗い出しの左官仕上げが、開口部を廻り込むように納めてあります。
エッジだけが強調されています。
しかも四方にテーパーを付けてその奥行きを出しています。

職人のディテールへのこだわりと美への執着を感じました。



nobu







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計画中の平屋の住宅です。
敷地は静岡市清沢。周辺は山に囲まれた自然豊かな場所です。
写真は簡単なスタディ模型です。


土間・縁側があり、
和室の続き間があり、
庭があり、
ハナレがあり、
大きな屋根がかかる昔ながらの住まい。

自然素材と豊かな色彩で美しくつくることを目指しています。


竣工は来年6月の予定です。



Ryosuke









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良く晴れた田園風景にある倉庫。
錆びたトタンの表情 低く細長いプロポーション 曲線の屋根
思わず手持ちのカメラでシャッターを切る。
これは偶然のフォルムなのか、それとも ・・・


何とも美しい“建ち方”をしていました。



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稲川アパートメント、夜景の一枚。
太陽の下で見る黄色い色彩とはうってかわって、
コンクリートの存在感が浮き出て見えます。 

素材を活かした奥深い表情を出すために、浸透性の薄い塗料で仕上げた外壁は、
陽の当たり方や見る人の気分により違った表情を見せてくれます。



nobu












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