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北街道沿いに建替計画している「鷹匠アパートメント」にまつわるお話です。

静岡市に住んでいる人ならすぐにイメージできると思うのですが、
北街道沿いは中心市街地に近付くにつれて間口の狭い建物が多くひしめき合い、
両隣の建物がほぼくっ付いた状態で建つ古い街並です。

そんな状況なので先日の既存建物の解体は慎重に行われました。
今日、敷地を訪れて、解体されて無くなったスペースと初めて現れた隣の建物の外壁を見て、
歯が抜けてしまった時のような喪失感?
庭の木を伐採してしまった時のような罪悪感?
なんだか今まで感じた事の無いような感情が芽生えました。
何十年も寄り添ってきた建物のひとつが無くなってしまったからなのかな・・

古い建物は何らかの形で新しく更新されて行きます。
その建物が生まれ変わる時、
僕たちはもっともっと多くの事を考えなければいけないのだと思います。

建物詳細はまた後日。 
では。


Ryosuke