2016年04月
“八木さんの家”を訪ねました。


今日は、設備機器のメンテナンスで“八木さんの家”を訪ねました。
今の時期は、庭のシバザクラがキレイに咲いていました。
この住宅は十数年前に父が設計をした住宅です。
大らかな土間があって、気持ちの良い風が抜ける建物です。「人が集まる家」というコンセプトで造ったそうです。時が経って、僕が外構のデザインをさせて頂いたこともあり、青木設計事務所にとっては特別な住宅になりました。
家が世代をこえて住み継がれていくということは、建てた人以外の人間が手を掛けて建物の面倒を見ていかなければならないということです。一概には言えないけれど、たとえば年数が経って家が建て替えられたり、全く別物にリノベーションされることよりも、手を掛けて同じように住み継いでくれたら、それは設計士にとってはこの上なく幸せな事だし、家も幸せじゃないかなと思います。この家に来る度にそう考えてしまうのは、この家には誰もが抱く懐かしさや居心地の良さ、人を迎え入れて受け入れるための造り、長く使い続けるための工夫を感じるからです。褒めすぎかなぁ。
最近、年を重ねて来たせいか(笑)、時間軸で建築を考える事はとても豊かなことなんだ、とようやく気づきはじめました。

居間と外が繋がる
Ryosuke
高田渡とガリガリ君
TVから高田渡の唄が聞こえてきました。
「ガリガリ君」60円→70円への値上げのコマーシャルです。
40年以上も前の高田渡の唄「値上げ」をバックに、
音楽と映像が視聴者を釘付けにしてしまう圧巻のCMです。
背広姿の男達が整列しその後ろには社員総出、何が起こるのか不安と期待が入り交じり、
最後の「値上げにふみきろう」のフレーズといっしょに、
社員一同頭を下げるシーン でやっとその意味を理解した次第です。
自然とほっとしてしまいました。
CMもさることながら、シンガーの高田渡に注目です。
今も昔も、ヒットソングを飛ばすシンガーとは一線を画す独自の世界観で、
ギター一本で、社会性を織り交ぜながら日常の一コマを唄にしていました。
ネットで高田渡の過去のライブを視聴しました。
貪欲にお金儲けをするでもなく、好きな唄をつくり唱い続け、
浮世離れしたその生活観にも脱帽です。
死ぬまでその姿勢は変わらず、飄々とした人生を送った人だと伝わってきます。
「自然に生きる」って、こんな人のことを言うのかもしれません。
誰も真似することは出来ないとわかってはいるんですけどね。

今日はまだ60円でした。
nobu
「ガリガリ君」60円→70円への値上げのコマーシャルです。
40年以上も前の高田渡の唄「値上げ」をバックに、
音楽と映像が視聴者を釘付けにしてしまう圧巻のCMです。
背広姿の男達が整列しその後ろには社員総出、何が起こるのか不安と期待が入り交じり、
最後の「値上げにふみきろう」のフレーズといっしょに、
社員一同頭を下げるシーン でやっとその意味を理解した次第です。
自然とほっとしてしまいました。
CMもさることながら、シンガーの高田渡に注目です。
今も昔も、ヒットソングを飛ばすシンガーとは一線を画す独自の世界観で、
ギター一本で、社会性を織り交ぜながら日常の一コマを唄にしていました。
ネットで高田渡の過去のライブを視聴しました。
貪欲にお金儲けをするでもなく、好きな唄をつくり唱い続け、
浮世離れしたその生活観にも脱帽です。
死ぬまでその姿勢は変わらず、飄々とした人生を送った人だと伝わってきます。
「自然に生きる」って、こんな人のことを言うのかもしれません。
誰も真似することは出来ないとわかってはいるんですけどね。

今日はまだ60円でした。
nobu