青木設計事務所の建築ブログ

静岡を拠点に活動する青木設計事務所のブログです。 家づくりをしながら考えていることや実家の井川のことなど 日々を綴ります。

2020年01月

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年末に古庄の「ひかり市民センター(園庭カフェ)」で行なったタイルワークショップの様子をお伝えするのを忘れていたので、簡単だけど写真でご紹介します。
この日はタイルでコースターとアクセサリーを作りました^ - ^




そしてそして!
新たなモザイクタイルワークショップのお知らせは以下となります。
この人同じようにタイルのコースターやアクセサリーを作るワークショプです^ - ^

2020年3月8日(日)
第一部10:00〜11:30
ランチタイム11:30〜13:30
第二部13:30〜15:00

2020年3月9日(月)
第一部10:00〜11:30
ランチタイム11:30〜13:30
第二部13:30〜15:00

参加費:ドリンク付き一人1200円、ランチ・ドリンク付き一人1800円
    子供はワークショップ参加料もドリンクもランチも無料です。
場所:ひかり市民センター・園庭カフェ


各部先着10組までとさせていただきます。
ご興味のある方は是非ご予約して起こしください!


予約先:青木設計事務所
054-267-1120
ryosuke@aokiarchi.jp


良介


 

早いもので築後10年が経ちました。
先生から連絡があり、屋根、外壁、木部の色褪せが気になってきたようです。
これはこれで味といえば味なのですが、傷む前に手を入れたいとのことで、
早速塗装の太田さんと一緒に伺いました。
先生は日頃から手の届く範囲で、木部の塗装をこまめに行っていますが、
さすがに今回は建物全体の化粧なおしを決めたようです。

建物自体痛んでいる節はありませんが、外壁はややベージュがかり、
屋根はフッ素樹脂鋼板で錆はありませんが、離れの屋根は少し汚れが目立ちました。
木部は洗浄して再塗装が良いと思いました。

先生と話し合いながら、足場を掛けて外部廻り全体の再塗装をすることになりました。

建物の維持には定期的に費用がかかります。
それでもこうして建物の痛みの進行を防ぎながら美しさを保つために、
建主の皆さんが同じ思いでいてくれることが何よりも嬉しいです。
化粧なおしが終わったらその姿をアップします。


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nobu

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井川:西山平の夜の畑アート
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昼の西山平


先週、実家のある南アルプスの麓の井川からの帰り道、畑の中を車で走っていると真っ暗なはずの畑の中に何やら光の束が!

近づいてみると、そこにはなんとも美しい光のアートがありました。まさかの場所でアート空間と出会い感動しました。
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帰ってから調べてみると、これは井川を盛り上げようと地元の有志の方が作ったものだそうです。畑の動物除けにも役立っているとのこと。こういう試みをしている人がいるということが何より嬉しいです。
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今年のテーマは、「宇宙」だそう(*_*)
電力は、太陽光を利用しているため、点灯は暗くなる日没から21時頃の間(電力が無くなるまで)。3月下旬ごろまで見ることができます^_^場所は西山平のアルプスの里近くの畑です。
井川に行くことがあったら是非夕方まで滞在して光のアートを見てみてください^_^

良介

 

お正月に世界的建築家安藤忠雄氏の現在を描いたTV番組を見ました。
氏の映像はメディアが頻繁に特集を組み放映されますが、今回は闘病生活で五つの内臓摘出した身体でも、今なお精力的に挑戦する姿勢は以前と変わらず、設計活動に邁進し世界中を飛び回るエネルギッシュな姿が放映されました。

番組のタイトルがまたいいんです。 
御歳79才の今も「青春はつづく・・・」です。

「挑戦」と「スピード」の言葉を発していました。
 常に挑戦する姿勢、現代の時間の流れの速さ、スピードに乗り遅れるようであれば生きる価値無しとまで言い切っています。 
現在の私たちはスマートフォンで誰とでもどこでも連絡が取れて繋がっていると思いがちですが、繋がっているようでいて実は心は繋がっていないと話していました。心の繋がりはやはり実際に会って話し合い交流を深めて培われるものと思います。

氏の言葉に「建築は心の交流の場を造ること」とあります。
心の繋がりは、人の手の温もり、手仕事の跡の残る建築に人は心引かれ感動を呼ぶはずです。 
建築に携わる人は忘れてはならない一言と思います。

「青春はつづく、そして挑戦しつづける。」
何歳になろうとも、夢、希望、目標がある限り青春はつづく。
座右の銘として精進してまいります。

本年もよろしくお願いいたします。


                          
                              青木信浩・青木良介
 


 

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居酒屋をリノベーションして薬局にする計画に昨年から取り組んでいます。

現場はそろそろ解体に入るのですが、解体前に改めて元居酒屋の寸法を一つ一つスケールを当てて確認してみたら、すごくコンパクトな数字の連続でびっくりしました。
通常の住宅を設計する寸法を「1」としたら、椅子もテーブルもカウンターも通路幅も「0.8」といったところ。
一緒にお酒を飲む席であれば、人と人との距離が近くなり、少し体がぶつかったり、通路では少し体を横にして声を掛け合ったり。それから、立っているマスターと座っているお客さん全員の視線の高さが合うような高さ設定になっていました。椅子と違って座敷であれば、詰めれば良いですからね^ - ^
きっと人が入っていた時は、各席間では程よく距離を取りながらも、その時の熱気や気配を含んで店全体に一体感を感じられるようなちょうど良い空間感だったことでしょう。かくいう僕も、この居酒屋で飲んだ経験があり、何かの縁を感じました^ - ^
寸法による少しの差で、人と人との関係性は変わり、コミュニティが生まれやすくなったり、そうでなかったりしますよね。

薬局となるとまた違う考えを持たなければなりません。
薬剤師さんとお客さんの距離感や調剤室の視認性やお客さんの待合いの心地、視線のデザイン等が重要になります。

さて、この空間がどのように変わるのか。
また次回^ - ^


良介


 

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みなさま、あけましておめでとうございます。

2020年は、多くの人にとって新しいことに向かう希望の年
となるようなキラキラとしたエネルギーに満ち溢れている空気を感じます。

そんな中でも、建築を造ることは
心地の良い居場所やコミュニティを作ること
という本質は変わりません。
これまでと変わらず一つ一つを丁寧に
より結びつきを大切に家づくりに精進して行きます。

また今年は故郷の井川でも何か活動ができないかと考えており
お茶の時期に合わせて具体的に動いていく計画です。
建築士だからこそできることを改めて見つめ直し実践して行きます。

拙い文章のブログですが、積極的に活動を報告して行きますので
本年もお付き合いしていただけたら幸いです。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。


青木設計事務所
青木信浩+青木良介






 

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